夕凪ホライズン

日々の雑記

僕が旅に出る理由

「僕が旅に出る理由」を読了。
この本は世界を旅した大学生100人を集めて作られている。
それぞれがいろんな国に行った理由や現地でのエピソードを読んでると実際に自分も旅に出たくなる。
そのうちの一つにこんな話がある。

 

小説「ティファニーで朝食を」が好きだった女性がニューヨークに行ったときの話し。

ニューヨークでベーグルを買って幸せいっぱいに微笑んでいると隣に並んでいたおじさんがこう言った。

「何かいいことあったのかい?」

私はこう答えた。

「I am in New York.」

「そりゃよかった」

そう言うと彼は両手を大きく上げ、
空に向かって大声で叫んだ。

「Welcome to New York!!!」

これには少し驚いたけど、
その動揺はすぐに打ち消された。

ベンダーのおじさん、向かいの花屋のおばちゃん、

通りすがりの男性…近くにいた人がみんな同じことをしだしたの!!

「Welcome to New York!!!!」

 

これ読んだとき夜中だったけど目が覚めたw
こんなのいいな。
まるで映画の世界だよね。
この話は「僕が旅に出る理由」の本の一部で他にもいろんな話があった。
それぞれに背景があって、それぞれが感じたことや発見したことを1400円の本で知ることが出来てよかった。

旅か、自分も規模は小さいけど旅に出てみることにするわ。